ワーキングプアに陥らないために大事なこと

ワーキングプアという言葉が有名になりました。働いているのに貧困に陥ってしまっている人のことです。ワーキングプアにならないためには、転職が重要になります。高校もしくは大学を卒業して1つの企業で定年まで働くというのが、一番安全なルートであるというのは、現在でも言えることです。日本ではまだまだ正社員に対する法律の保護が手厚いからです。

しかし、なんらかの事情で仕事を変えたいということもあるでしょう。そのようなときでも、すぐに会社を辞めてしまってはいけません。自己都合で退職をすると失業保険で3ヶ月の待機期間ができてしまいます。3ヶ月の待機期間の後に最低3ヶ月間失業保険をもらえるので、6ヶ月の余裕はあると考えるかもしれません。

しかし、経歴にブランクがあると就職活動で不利になります。3ヶ月くらいのブランクならばそれほど気にしないという採用担当者もいますが、6ヶ月ものブランクがあると不利になる可能性が高いでしょう。すぐに希望の仕事が見つかるという保障はないので、次の仕事の内定をもらってから退職届を出すべきです。就職活動で妥協をして悪い条件で働いてしまうと、ワーキングプアに陥るリスクが高まります。

今や働き方は多種多様です。派遣や在宅ワーク、業務委託といった選択肢もあります。正社員だからといって条件が良いとは限りません。自分に合ったスタイルと満足できる条件で働ける職場を見つけましょう。