転職の面接では退職理由は必ずといっていいほど聞かれます。正社員の人なら、なぜ前の職場を辞めたのか、企業はとても気になるでしょう。なにか問題がある人なのかもしれないという疑いを持つこともあるはずです。正社員として入社したということは、ある程度の期間、働き続けてもらうことを想定していたということです。
企業は新入社員を育てるためにコストと時間を費やしているので、途中で辞められてしまうと多大な損失を被ります。仕事を頻繁に変えている人は採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないかという不安も持っているでしょう。契約社員や派遣の場合、期間満了で辞めているなら問題はありませんが、契約期間の途中で退職している場合には、なぜ契約した期間を最後まで全うしなかったのかということをしっかりと説明できる必要があるでしょう。
必ずしもすべて正直に本当のことを話す必要はないものの、嘘をついてはいけません。本当のことをできるだけ前向きな気持ちで話せるようにしておきましょう。前の職場をすでに辞めてしまっている場合には、なかなか仕事が見つからず、精神的に追いつめられた気持ちになってしまうことがあります。仕事を続けながら活動をして、内定をもらってから退職することが理想です。