事務職なら汎用性の高い簿記資格がおすすめ

会計的な資格は多数ありますが、その中でも最も有名で汎用性が高いといわれているものに、簿記試験があります。複数の種類がありますが、特に日商のものが最も有名で多くの方が受験しています。この試験を受ける方は毎年たくさんいて、企業の財務会計担当者はもちろんのこと、公認会計士事務所に勤める方や税理士事務所に勤める方、あるいは通常の企業の営業職や経営者の方なども、基本的な会計の知識を学ぶ目的で受験する方も大勢いるといわれています。

この試験を受けるメリットとしては、会計分野の仕事をする際にはどの企業でも必ずといっていいほど関わる分野になるので、絶対に知っておかなければならない知識を効率よく習得することができるという点にあります。この点で考えると、汎用性が高いということも言えます。そのため、この試験に合格しておけば、就職採用試験の際にたいへん有利になります。

また、これは会計分野以外の職種の方にもメリットとして考えられる点ですが、企業の財務状況をチェックする際の基礎知識になる点があげられます。貸借対照表や損益計算書などの財務諸表の読解ができるようになるため、営業活動を行なううえでも大変有用な知識となります。